みなさんこんにちは。東京は猛暑が続いています。天候不順その他、厳しい環境にみまわれているみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
さて、マイニュースジャパンに記事を書きましたのでご案内します。
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【「奨学金は武富士から借りると思え!――法令・判決無視で問答無用の貸しはがし」】
「支払能力があるにもかかわらず著しく延滞」した場合にのみ、分割弁済を中断して債務全額の一括弁済を求めることができる――法令がそう規定しているにもかかわらず、支払能力を無視し、困窮者と知りながら問答無用の全額一括請求(貸しはがし)を乱発。若者を、延滞金が激増する借金地獄へと突き落とす行為が、奨学金返済の現場で横行している。貸し手である日本学生支援機構(吉岡知哉理事長)は、再三にわたる批判を無視。函館地裁で違法判決を受けたが反省なく、文科省の「見ぬふり」をいいことに違法な回収を今日も続ける。支援機構の顧問弁護士は、武富士の代理人だった熊谷信太郎氏で、寺澤有氏や山岡俊介氏らジャーナリストらを相手に不当提訴を行ったことで知られる。現在の法令軽視の傲慢な態度は、往年の悪徳サラ金・武富士を超えている。 Digest
- 10年前から指摘してきた違法行為
- 「繰り上げ一括請求」とはなにか
- 施行令の要件「支払能力があるにもかかわらず」
- 「支払能力」無視して一括請求
- 違法性を明言した函館地裁
- 業務方法書で施行令無視できる詭弁を認めた冨田一彦裁判長
- 判決無視で違法回収強行
- もうひとつの詭弁「確認書」
- 詭弁にお墨付き与えた中野琢郎裁判長
- 機関保証の延滞金は暴利10%