読者のみなさん、こんにちは。裁判対応に時間と労力がとられてしまい記事の更新がとぎれとぎれになっています。お詫び申し上げます。
奨学金問題対策全国会議とその共同代表を務める大内裕和武蔵大学教授を相手取った訴訟(東京地裁民事43部)が山場を迎えつつあります。去る3月18日の口頭弁論で安江一平裁判官が、原告(筆者)が申し立てた大内氏の被告本人尋問申請に対し、「裁判所としては必要性がないことはないと考えます」と述べ、採用したい考えを明らかにしました。被告全国会議と大内氏側代理人は「尋問は不必要である」などと長々と口頭で反論しましたが、その慌てた様子が印象的でした。
今後、原告(筆者)からは大内尋問の必要性などについて述べた書面を提出し(すでに提出ずみ)、被告のそれに対する反論を待って、5月20日11時から612号法廷で開かれる次回口頭弁論で採否の判断がなされる見通しです。ご関心ある方はぜひお越しください。
一方、大内氏の研究不正調査をおざなりにしたことの責任を問うて中京大学と武蔵大学を訴えた訴訟(東京地裁民事5部)の第1回口頭弁論が、5月13日13時30分、東京地裁614号法廷で開かれます。また、同日はこの裁判の直前、13時10分から526号法廷で、鹿児島県庁の記者クラブ「青潮会」の取材妨害による損害賠償を求めた訴訟(被告は幹事社・共同通信社と同社記者2名)の口頭弁論もあります。
また、4月18日13時15分からは、東京地裁目黒支所で、朝日新聞出版社に対する著作権侵害訴訟の判決があります。
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