大学の研究不正“デタラメ調査“を問う訴訟が本格化
第3回弁論は19日

大内裕和武蔵大学教授(前中京大学教授)の著作盗用疑惑について、研究不正調査をおざなりにしか行わず、不正認定をしなかった大学の責任を問うて、中京大学と武蔵大学を相手どって損害賠償請求訴訟を起こしている(令和6年ワ6685)。

今年3月に提訴し、5月13日、6月10日と、これまで2回の口頭弁論が開かれた。前回の口頭弁論では、調査資料名の開示を求めた原告の求釈明申し立てが裁判官によって採用され、一部資料が大学側から開示された。その結果、調査のデタラメぶりの実態がいっそう浮き彫りになりつつある。

訴訟戦略上微妙な時期なので現時点で詳細を書くことはやめておくが、傍聴にこられた方にはご説明したいと思う。次回第3回口頭弁論は8月19日10時半から、東京地裁614号法廷で開かれる。ご関心のある方はぜひ傍聴に起こしいただきたい。

★大内裕和教授の ”疑惑の著作“一覧はこちら

 

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