読者のみなさん、こんばんは。
大内裕和中京大学教授による著作権侵害を問う訴訟の第3回目の期日(弁論準備)が、きょう10月25日、東京地裁民事47部でありました。応援に駆けつけてくれた読者の方々にはお礼を申し上げます。
パクリ元の記事の存在は知っていたが内容は読んでいない。だから著作権侵害はない。そもそも三宅の書いたものはありふれた表現であって著作権法上の著作物ではない――というのが大内氏の主張で、これに対して原告の筆者は詳細な反論をしました。次回は大内氏側が反論をする番です。
丸写しのような文書を書いておいて、元記事は存在を知ってはいたが読んでいないというのは見え透いた嘘というほかありません。それがまかりとおるのは周囲が許すからなのだと痛感します。たしかに、大学教授という地位のある人物のインチキを追及するよりは、見て見ぬふりをしたほうが世渡りは楽かもしれません。
自民党の腐敗政治が続く構図と似たものがある気がします。
次回は12月24日14時から、東京地裁602号法廷で第4回目の弁論準備手続きがあります。はじめて相手側代理人が名古屋から来る予定です(傍聴はできません)。手続き終了後簡単な報告会・親睦会をやりたいと思います。
引き続き応援くださいますようお願い申し上げます。
みやけかつひさ ジャーナリスト・スギナミジャーナル主宰者