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大内裕和氏の教員歴を答えない愛媛大学
「個人情報にあたる」

 出身大学と出身学部を秘密にしている”謎の研究者”大内裕和中京大学教授の研究歴を調べるため、筆者は28日、愛媛大学に電話取材をした。大内氏は、松山大学の教員時代(2000年ごろから2011年まで助教授、教授をしていたとみられる)に愛媛大学の非常勤講師をしていた旨自身で語っている。その事実を確認するための取材だった。

 愛媛大学は国立大学法人なので、法律「独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律に基づいた情報公開制度がある。開示請求した数時間後にメールで「開示しない」と「回答」した松山大学や、情報公開規程そのものを開示しない中京大学のようなぞんざいな対応はしないだろう。そう高をくくっていたところ、予想外な対応に驚くことになった。

 過去に授業を行った講師に関することは「個人情報」であるから回答できない――愛媛大学広報課はそう言ったのだ。やむを得ず情報公開請求を行うことにしたが、ここでもひとつ疑問を覚える対応に出くわした。請求1件300円の手数料を送る必要があるのだが、その送金方法は「現金書留」のみ、定額小為替は受け付けられないというのだ。

 現金書留は約500円もの費用がかかる。定額小為替は100円である。到底納得できず、定額小為替で送る旨通告した。まさかとは思うが、受理しないということがあれば前代未聞の出来事になるかもしれない。

 おいおい進展状況を報告したい。

 

作成者: MIYAKE.K

みやけかつひさ ジャーナリスト・スギナミジャーナル主宰者

「大内裕和氏の教員歴を答えない愛媛大学
「個人情報にあたる」」への1件の返信

国会図書館にシラバスが所蔵されている可能性はないでしょうか。間違ってたらすいません。

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