大内裕和中京大教授が自身の出身大学(学士号を取得した大学)名の開示を拒否している問題で、中京大学広報課はきょう、取材に対して「出身大学は個人情報にあたると考えている」と回答した。大内氏の学歴について、同大学は本人の同意が得られないことを理由に開示していない。
一方、中京大学の情報公開制度について同大学広報課に、「規程を確認したいので開示してほしい」と求めたところ、「規程は開示していない」として拒否された。情報公開の手続きをとるのにその根拠規程が知らされないというのは、悪い冗談のような話である。