大内裕和中京大学教授の著作や講演多数のなかに、筆者(三宅)の著作から「盗用・剽窃」したと強く疑われる部分がある問題で、中京大学は昨年11月、研究不正ではないかとする告発に対して「本調査は不要」として門前払いした。
研究不正告発の手続きにおける予備調査とは、文部科学省の「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」に定められた手続きで、事前に告発の合理性や調査可能性について本調査に先立って調べるというものだ。
中京大研究倫理によれば、添付した資料のとおり、一見して明白な、他人の著作からの丸写しでも、告発自体に合理性はなく調査の必要はないということらしい。
日本の学問の劣化を身をもって感じている。


★盗用・剽窃が疑われる大内教授の記述一覧(PDF約0・5M)