大内裕和・武蔵大教授の著作盗用疑惑に対する研究不正調査が現在武蔵大学で行われている。学内規程では本調査開始から150日以内に結果報告をすることになっている。筆者(三宅)の告発が昨年9月で、予備調査を経て本調査がはじまったのが12月。調査委によれば報告期限は5月3日。延長措置がなければまもなく結果がでる見通しである。
常識的な判断がなされれば、大内氏の不正が認められて当然だ。武蔵大の良識を信じたい。
大内氏の盗用を筆者が発見し、同氏に事情説明を求めたのは2020年7月のことだった。以来約3年近くにわたって、大内氏は自らの不始末に口を拭う姿勢を貫いたきたが、それが今度も通用するのか。結果が届き次第、読者各位に報告したい。