他人(本ブログ筆者)の著作を多数回(十数回)にわたって盗用し、その一部を科研費研究として報告するという悪質な行為によって現在武蔵大学の研究不正調査を受けている大内裕和・同大教授に対し、武蔵大学は4月1日、2022年度学生が選ぶベストティーチャー賞を贈ったという。
研究不正調査を受けているさなかの教員に学長が賞を出すというのは調査の公正さを歪めることにつながるんじゃないかと心配になるが、あらたにあきれた事実が発覚した。ベストティーチャー賞は、ファカルティディベロップメント(FD)と呼ばれる教員の質向上を目的とした制度の一環で、武蔵大学FD委員会が担当している。その委員に大内氏自身が入っていたのだ。

まさに自作自演である。良識ある学者なら、仮に委員会内部で受賞候補になったとしても、委員の身分として、あるいは不正調査を受けている身として辞退するのではないだろうか。武蔵大学の信頼性にかかわる問題である。
「大内裕和武蔵大教授の「ベストティーチャー賞」を決めた委員会に大内氏自身が入っていた?」への1件の返信
大内氏自身が審査員とは呆れます。武蔵大学がわかりました。