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大内裕和氏の「研究不正」問題で武蔵大が本調査決定

 大内裕和武蔵大学人文学部教授(前中京大教授)の盗用問題で、武蔵大学予備調査委員会は本調査を行うことを決定した。高橋徳行学長名で、10月21日、筆者に連絡があった。今後、学内規程に基づき、研究不正行為調査委員会を設立した上で本調査を実施するという。

 大内氏は「奨学金ローン」に関する著作多数(一部は科研費の助成を受けている)において、筆者(三宅)の記事や著書の一部ときわめて類似した文章を記載しており、「研究不正」が疑われている。筆者は当初中京大学に告発を行ったが、同大は予備調査の結果「本調査不要」として本調査を実施しなかった。

 今年4月に大内教授が武蔵大学に転職したため、武蔵大に対して再度告発を行っていた。

 武蔵大学の調査の行方を見守りたい。 

 大内氏は2013年に設立された奨学金問題対策全国会議の代表を、設立以後継続して務めている。

作成者: MIYAKE.K

みやけかつひさ ジャーナリスト・スギナミジャーナル主宰者

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