警視庁荻窪書交通課の現職警察官による連続窃盗事件をめぐる上司らの処分・注意文書を警視総監宛に情報公開請求したところ、副署長ら幹部職員の氏名を不開示とする決定を行った。これを不服として黒塗りの取り消しを求める審査請求を今年2月に行ったところ、警視庁は昨日(14日)、黒塗り処分を撤回する旨決定したと筆者に連絡した。
https://www.mynewsjapan.com/reports/2619
変更語の決定通知や対象文書がまだ届いていないため詳細はわからないが、少なくとも副署長の氏名は開示したのではないかと想像する。
少し前なら、この程度の問題はメディアで騒ぎ、世論がそれに反応して、たちまち解決しただろう。署長副署長は名前を隠すどころか、カメラの前で謝罪することを余儀なくされであろう。
主権者が油断すると、権利がどんどん侵害されてしまうということをあらためて痛感する。



