奨学金ローンに関する他人の著作を盗用した論文や雑誌記事多数が発覚した大内裕和武蔵大教授が、「入試改革を進める会」の代表をしていると知り、筆者は呆れ返った。
盗用という不正行為をやり、それが発覚したのちも、大学(中京大)が「不調査」という口実で黙認しているのをいいことに居直りを続ける大内氏に入試を語る資格などない。
入試問題をめぐっては、少なくとも以下の4人の大学研究者が大内氏に協力しているが、彼らは大内氏の盗用について知っているのだろうか。機会をみつけて意見を聞いてみたい。
阿部公彦(東京大学大学院教授・英文学)
杉田真衣(東京都立大学准教授・教育学)
竹信三恵子(和光大学名誉教授)
鳥飼玖美子(立教大学名誉教授)
(敬称略)