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杉並区 行政腐敗

阿佐谷区民センター”ゴルフ”汚職 住民訴訟手続が凍結  原告資金不足か

 今年4月に新築・開館した阿佐谷区民センターの指定管理者選定をめぐる区長(前区長の田中良氏)ぐるみの”ゴルフ”汚職疑惑で、契約の違法性などを争点として区民有志が起こした住民訴訟が暗礁に乗り上げかけている。

 6月10日の提訴から1か月以上になるのに、訴状が被告杉並区長に届いていないのだ。筆者はきょう裁判所に確認した。通常であれば第1回口頭弁論期日が指定されていてもいいころなのに、送達さえされていない。

 送達が遅れる、あるいは送達ができない理由はなんだろう。私なりに考えてみた。いくつか思いつく。

 1被告の居場所がわからない

 2被告が受け取らない

 3印紙や切手代の納付がされていない

 4訴状に不備があり、裁判所から修正依頼をしているが原告が応じない。あるいは時間がかかっている。

 5印紙代の額について原告が異議もうしたてをしている

 6取り下げの検討など原告の意向で送達を止めている

 1と2は杉並区相手だから論外だ。3は、住民訴訟の印紙代は1万3000円だから問題になっているとは思えない。4〜5も、代理人弁護士がついた訴訟提起ということから考えにくい。

 そうすると残るのは6である。訴訟は費用負担が大きい。あるいはそれが原因で訴訟継続がいきづまっているのだろうか。仮にそうだとすれば、残念きわまりない。

 

作成者: MIYAKE.K

みやけかつひさ ジャーナリスト・スギナミジャーナル主宰者

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