武蔵大ホームページに載っている大内裕和教授のプロフィールによれば、大内氏の専門分野は「社会教育学、教育制度論」で、同大学では教職課程に所属しているとのことである。

まっとうな研究者であれば申し開きのしようがない「盗用」をしておきながら、独自の文章である、データを使っただけである、などと苦しい言い訳をして全力で責任回避を続ける大内氏と、彼の不正を擁護し、被害者の声を徹底して無視する取り巻き連中(同じ組織に属する弁護士や大学教授)の姿は、学校現場で多発するいじめと光景が似ている。いじめっ子はそれを見て見ぬふりをする周囲の「ふつうの子」や教師の存在があってはじめて権力を持つ。
不正隠蔽を現在進行形で進める当人が「教職課程」で教員を養成をするというのはブラックユーモアである。研究不正もいじめも、これではなくるはずがあるまい。