横浜市幹部が特定の記者団体との間で「意見交換」と称する宴会を頻繁に開いている問題で、「横浜市政記者会」との12件(2016年度から20年度)のほかに、「横浜ラジオ・テレビ記者会」や日経新聞横浜支局との間でも計5件の宴会が催されていたことが、情報公開請求によって開示された文書から判明した。
横浜市が開示したコンプライアンス指針にもとづく部局からの報告書によれば、2016年度から20年度まで、毎年「横浜ラジオ・テレビ記者会」と幹部との間で飲食を伴う意見交換会が開催されている。幹部が7人から9人参加した模様だ。
「横浜ラジオ・テレビ記者会」の実態はわからないが、排他的任意団体である記者クラブの一種だと思われる。
2019年度には日経新聞横浜支局と幹部2人の間で宴会が開かれていることも判明した。
参加した幹部の氏名や宴会場の店舗名、予定された費用額などの詳細は不明。現在調査中である。